今日で、東日本大震災から12年。
先日、渡辺復興大臣にお会いした際に、私が2013年に日銀・仙台支店で勤務していたとき、被災地から届けられるお札や貨幣の引き換え業務に携わり、破れた1万円札や変色した1円玉のひとつひとつから、震災から2年経っても残る爪痕を感じたことをお話ししました。大臣からは、防災は日本の政策の中心として取り組む必要があるというお話を伺いました。市川市・浦安市は特に防災が重要な地域です。東日本大震災の経験と教訓を踏まえて、真摯に取り組んでいきたいと思います。
仙台での一年間は、今の私を作っています。あの日から12年経った今もなお、避難生活を余儀なくされている方々もいらっしゃいます。「過去」ではなく「現在」のこととして、震災復興、防災、減災に全力で携わりたいと思います。
改めて犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。